「元気な秘訣は上手なテキトー」なんだかうまくいく講座2回目
「元気な秘訣は上手なテキトー」なんだかうまくいく講座2回目
第2回、なんだかうまくいく講座に行ってきました。
水曜日の午後、過労と寝不足で遅刻しそうになりました。
結局、いい時間の電車に乗れて開始前につけました。

講座は前回の参加者の疑問を杉山先生が答えるところに時間の大半を占めました某副学長も解説好きだったから、心理学を勉強している人って、ついつい説明しちゃうんだろうなぁ。そうはいいつつも、上手に第2回の講座に絡めて行かれたのは、凄いなと思いました。

心理学に興味がある人が多い講座ですけど、認知行動療法をしらない人もいるため認知行動療法を始めた、ベックとエリスの写真と「テキトーに生きましょう」の吹き出しとともに紹介。ここで、杉山先生は認知療法家と精神分析家との比較を顔写真で行ったところ、認知療法家は笑ってて、精神分析家は仏頂面で笑ってないことを語られました。
フロイトって笑ってないでしょ?
だってエリスの論文読むと、本当にテキトーに生きましょうっていってるんだもん^^」

ここででてくる昭和と平成のテキトー番長
高田純次
「キミは美女だよね。あ、本当かどうかわからないけど」
青島幸男
「黙って俺についてこい」https://youtu.be/y6TghB84tT0

ここで杉山先生がシュールに笑わせにくる。全体に目配りを働かせているのかもしれないけれどこちらに、目線が降ってくるような気がしてならなかったですっ(白熱!
認知療法ができた理由は元気な人はどうして元気なのか(間違っていたら訂正してください)を研究し始めたのがきっかけで、元気でいられればそれでいい。ポジティブな理由から発展した考え方だと思います。

よって、テキトーすぎると信用を失うこともあるけれど、
「適=Good」 + 「当=Fitting」=   (適当=Good Fitting♬ )
ポジティブそうなルー大柴さんのようですけれど、もっと日本人にはテキトーさが必要なのかもしれません。ただし、テキトーだけな人間は周りからテキトーに扱われるので注意です♪

そして自分の不快な認知状態にはどうしたらよいかに対して、
例えば...
疲れが溜まったら時「何もしない」のがいいでしょう。
不安が高い時「ほんまに、やばいんですか?」と不安に疑問を持つのがいいでしょう。
寂しい時..誰かに遊んでもらうのがよいでしょうなど
...自然な行動や気持ちに変化させることによって、解決を図る。

人の認知は劇場のようで、スポットライトが当たったいるところに熱を持つようになる。例えば怒ってることにスポットライトを当てたら、火に油を注ぐように加熱してしまうようなこと。したがって、そうならないようにスポットライトを外すのがいい。
そのような療法などは話題のマインドフルネスというもので、ざっくり村上は「ボーッットするセラピー」と呼びます。(詳しく知らないけれど、怒られるかなぁ...?

ここで認知の実験として、バスケットボールを複数人でパスしています。回数を数えてくださいというビデオを見ます。しかしあまりにも有名なビデオだったので思うような効果が得られなかったため、シュールさに拍車をかけます。
バスケットボールを回している時に、黒いゴリラが登場します。ちゃんとバスケットボールがパスされている回数を数えている人には、ゴリラは視覚に認知されません。

つまり、人の脳は必要な情報以外は収得しないようにできていると言えます。
もっと突き詰めれば脳のスポットライトに当たっている情報(感情・情報・言語)しか考えることができない。対象がなければ人は思考することはできない。

次に見えなかった黒いゴリラと対象的に、シロクマのことを絶対に考えないでくださいと指示がありました。カリギュラ効果(禁止されるとかえって考えてしまう効果のこと)をつかって、思考のスポットライトをシロクマに向けさせて考えさせる。黒いゴリラと対比させてナイスだなと思いました。

さて、人は考えるものがある時に、そのものについて考え続けてしまう癖があります。
ネガティブはもちろん、ポジティブなことや思索についてもです。
したがって、ネガティブな問題を紙に書いて、長所と短所を書き出します。そうすると、おおよそ短所の方が多いから、その問題は肩から下ろした方がいいという論法になる。そこから、新しい自分が成功しやすい生き方をつくって、考えてみると感情に変化が生まれる。

ターゲット
「期待通りの自分じゃないと相手に嫌われる」 
           損得比較
長所                   短所
     
マッチしやすい                疲れる   
                       好かれる努力に際限がない
                       本来の自分がないがしろ
新しい考え方は...
「期待通りの自分じゃなくても相手に好かれるかも」

「感情の変化はありそうですか?」
自分の場合は楽しい、楽になるでした。

真面目な人間はテキトーになっても簡単に真面目(戦略)からおりられないので、テキトーをポリシーにするとちょうどいいなって思います。「男は体が健康であたまは少しおかしい方がいい」 小説『僕は勉強ができない』

この講座で小さい時に感じていた、思考のスポットライトという劇場が他の人も感じていたことだったと知れて嬉しかったです。自分の場合パーセンテージだよなぁって結論でした。あたまの中で照明が揺れるようでした。

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