ネガティブ思考の方程式は掛け算だった 脳が作り出す出来事
ネガティブ思考の方程式は掛け算だった 脳が作り出す出来事
9/28水曜日にみなとみらい、神奈川大学ポートスクエアに行きました。

初回レポートになります。
基本的に杉山教授が課題図書を参考にして、レジュメに受講生がそれぞれ書き込みをする座学になりました。

19:30から開始とあったので10分前に入場したら、教授は自己紹介をされていて、これは19時開場と同時に着席していないといけなかったのだなと一人で慌てた。

とりあえず教授の髪型がSNSと違うことに驚く

開場を見回してみると、ざっと60名は座れそうな部屋で、講義には30名強の受講者が座っていました。1/3は神奈川大学もしくは教授の関係者ということ、残りは一般市民と心理学に興味がある人たちという内訳でした。
(小ネタ 一番前の席に座る人は成績があまり良くない論文があったと思うから、なるたけ後ろの席に座るようにするようになりました。大学を卒業してからですが。)

講義は前述通り、課題図書(以下教科書)を参考しながらパワーポイントでレジュメを解説する形になりました。教科書を抜粋してきただけあって、レジュメの方がポイントを押さえていて、キーワードを書き込みやすく、6枚すべてに書き込みました。
最後のネガティブワークシートはコピーして使いまわしたかったので、5枚目の裏におなじようなシートを作成しました。

  以下レジュメの抜粋(と教授のコメント)

・人の目は気にするほどのものではない
・私は人から不審に思われない程度に身だしなみを揃えている
・人はそこそこ私を厚意的にみるものだ
・私の行動範囲では、私は概ね歓迎されている
「人は好まれている場所や空間に行きます、嫌いだったり違うと思ったらいきません」

「対人不安」
「人は自分のカーストを低く評価してバカにする」

教授「これに当てはまらなければ対人不安じゃありません」

・人は私次第で私を大事にしてくれる
・人はそう簡単に私を見限るものではない
・私に味方してくれる人もいる
・私は怒られるようなことはしないように努めている
・自分には人並みに価値がある

抑うつ思考

ネガティブを超えたポジティブの人は私次第のフレーズが入る
納得です♩

・みんな、それぞれの事情があるので対象の行き違いは問題ない
・人を信じても良い時もあると思う
・悪意を持って意図的に人を傷つける人は決して対数はではない
・私がほっといて欲しい時はほとんどの人は放っといてくれる
妄想観念
「自分が悪意の標的になっている」

上記のものはネガティブ思考と連想で、ネガティブ思考の仕組みは以下の通り
「きっかけor連想」×「ネガティブ認知」×「ネガティブ行動」×「ネガティブ感情」
教授「かけ算となっているため、一つをゼロにすれば仕組みは崩壊する」

つまり自分が取り組みやすいネガティブ項目を打ち消したりなくせれば、少なくてもネガティブ思考や気分の落ち込みはしにくくなる。立て続けに教授は連想は意思や時間に関係なく、脳が作り出しているものと解説をする。したがって、沸き起こる自動思考は自分の制御可能な範疇ではなく、自由意志があるかどうかの哲学的な問いは想起されて、それに対してスポットライトを無意識に当てて考えているのが正しい。さらに光を当てて考えることの営みは哲学的と言えるのかもしれない。
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人に自由意志などないと分かっても、人を好きになってしまうのに理由はない
【誠実とはおおよそ、綺麗に嘘がつけることである】
人に自由意志があるのかという問いは、つまるところ「私はそう思う」に尽きる。
これは論理的な問いで答えられるものではなくて、私という一個の人間が思うという感情から発せられるものだと主張します。

何故なら、例えば現時点で分かっている主張を吟味してみると、これは中庸でそれは異端で、どう考えても正しいのかおかしいのかといった整合性が見つかるはず。
小学校3年生くらいの体育館で校長先生の朝礼を聞きながら思ったのは、どうして人はそれはおかしい(僕はおかしいと思っている)と分かりながらも、その決断をするのかという問いでした。最近、一つの結論に達しました。異論でも社会的に成功したいからです。特に政治屋さんはそうです、言い続ければいいのですから。自分が志向するのは政治家ですけれでも。

統計学で正しさが証明されても、それは本当であるのかという問いは尽きない。
その上で囲まれた情報が統計者の言語能力によって証明(レポート)が変化するのだから、いったい正しさとはなんなのか。それは間違っていてもいいつづけることに他ならないと思うようになりました。

例えば、興味がなくてもあなたが好きですといい続けたとして
人は忘却する動物なので、興味がなかったという記憶は薄れていく
特に辛かったり痛い経験は時間とともに忘れていく
幸せな記憶は定着しにくいけれど、人はふとしたことで思い出す
味と雰囲気は誰にも逆らえず、そのささやかな幸福に満たされるもの

しょうがないじゃないですか!一目惚れするのは孤独な証拠で、その人を見ているわけじゃないのに、その人が好きになってしまったと脳が欲してしまったんです。
だけど、その人を本当に好きになるにはある種の理性的な面が必要なんですって。身体よりも精神に、心理的なものへと惚れる必要があるんです。
それに興味を持ってもらうには、普段生活で注目している好きなことから
こちらへ眼差しをこちらへ向けてもらう必要がある。

人が人を好きになる。間違いであっても好きと言い続けるのは
嘘でも本当になるって知っているからなんじゃないですか?
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ネガティブ感情とは
「嫌がる感情」と「求める感情」
心は「嫌がれば嫌がるほどに嫌なことに向かっていく」
「求めれば求めるほどに、手に入らないものに向かっていく」
つまり不倫ですね(ゲスの極み村上

要約すると「フュージョン(巻き込まれ)」:心が感情に乗っ取られた状態

次回はフュージョンを解いていきます(多分

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