二律背反にもならない

最近頭浮いてるんじゃないかって読む人は連想するかもしれないけど、人間は自分の意思とは関係なくこの世に生まれて、意思とは関係なく死んでいく。

じゃあ、生きる意味とはなんなのさといったらそんなものはない。

五体満足で喜怒哀楽の感情が失われていなければ、体の一切に体験を味合わせたくなるのが人間。けど、合わせられないというのは、合わせたいという欲求まで満たされていない上に、その水準まで環境と体をなんらかの要因で仕向けられなかったからだと考える。

人は幸せになるために生まれてきたんだと昔の人や、幸せそうな人はよく語るけれど。そうしたものがわからない人はどうしたら良いのか、ということまで綺麗な言葉を述べる人は語らない。社会を動かすように働きかける政治家が、働きかけたいと思っている現場と実情を知らないで言葉を並べているようなもの。一方で幸せになりたいと思う欲求に至りたいと思う人は、そこに至るまでの手続きを知らなくて憤る。当たれるところがないから自分に怒りが向かって切なくなる。しかも、長いこと鬱憤があるから一気に解消したくてたまらない。

幸せになることを恐れる気持ちを知らないで、幸せになればいいと言葉は投げかけられない。人は知らない空間に訪れることを歓迎しない。たえず恒常性を無意識な判断においているためだと考えている。漫画「NHKへようこそ」でそんなこと言ってたきがする。